久留米大学医学部数学の傾向と対策!(D組講師 髙橋 俊介先生)

2025.01.01
久留米大学医学部数学の傾向と対策!(D組講師 髙橋 俊介先生)

医学部専門予備校D組にご興味を持っていただけた方は是非とも、お気軽に資料請求または面談予約をお願いします。

資料請求ボタン資料請求ボタン面談予約ボタン面談予約ボタン

今月は医学部専門予備校D組数学科講師の髙橋 俊介先生に久留米大学数学の入試対策をお聞きしました。

「対策をさせない」という意図を感じる多様性

髙橋 俊介先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の久留米大学の数学には特別な傾向はありますか。

特徴的といえば、難易度が安定しません。出題分野も固定されていなく、対策をさせないと大学が言ってるようです(笑)。また近年非常に難易度が増してきており、去年からその傾向が加速しました。今年度の推薦入試もかなり難しかったです。

内容としては計算量も豊富だし、問題の分量的にも豊富で、時間内に終わらせるのは非常に困難です。これは多くの私立大学に言えることだと思います。

優秀な学生が選別される問題

高橋 俊介先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。

まず、満点を取らせたくない(笑)、時間内に終わると出来る人が損をするから。100点以上は取れないんだから、大学としてはより良い学生が欲しいので、出来るだけ差がつく問題にしたいと思います。また、傾向が出ると対策したもの勝ちの側面が強く出る場合があり、それを大学は避けていて学内または担当者がそこはきっちりと指示しているのではないかと思います。偏った学習でなく、幅広い学習をしてほしいという意思表示かもしれません。また量が多いため、短時間に適切な問題を選択する能力を要すると思います。

基本から標準の問題をきっちりとることが大切

現在,まだ合格水準に足りていない受験生が久留米大学医学部の合格水準に達するための努力としてはどういったものが考えられますか。

難しいとはいえ、内容的に高度なものはあまり出題されません。教科書などで足固めをし、典型問題を確実に解けるようにすれば、問題は解けなくても入試という競争には勝てる点数は取れると思います。入試は他者との比較ですから、絶対値的に点数が取れなくても合格点は取れます。内緒ですが、多くの大学では入試の結果で配点を変えているみたいなので、前半の問題できっちりとれば20パーセントの出来具合でも半分くらいの点数が取れていることもあります。なので、基本から標準の問題をきっちりとれば思った以上の点数が取れていることが多いです。特に難化している久留米大学では大事なことだと思います。

数学が苦手でも大丈夫だけど、コツコツと努力することは必須

これまで久留米大学医学部に合格してきた受験生にはどういった特徴がありましたか。

そこまで数学が出来るって生徒はあまりいなかったので、数学に苦手意識があったとしても十分にチャンスがある大学だと思います。ただし、コツコツと努力が出来ることはどこの大学を受験するにしても、医学部のような難関では必須だと思います。

最後まで絶対にあきらめない

久留米大学医学部の入試当日に気を付けてほしい点はありますか。

上に書いたように、出来なかったとしても点数が取れていることがありますから、絶対にあきらめず1つでも取るようにしてほしいです。以前10名以上点数開示を集計したところ、最終設問が1点の配点だったってこともありました。つまり前半に配点の多くを分配していたってことなので、途中であきらめてその後の科目を適当に解くとせっかく合格できるかもしれない点数を取っていても後の科目が原因でダメだったってことになりかねないので。

粘り強く努力すること

いよいよ冬期,直前期を迎えラストスパートに入る受験生に熱いメッセージをお願いします。

僕は凡人なので人一倍努力をし、粘り強く生きてきました。そしてD組のようなみんなに誇れる予備校を作ることが出来るくらいまでになりました。あきらめない人しかチャンスは巡ってきません。周りから何と言われてもいいので、最後の最後まで粘り強く頑張ってください!

日々勉強 今はワイン

最後に髙橋 俊介先生の趣味を教えてください。

ワインと時計収集です。時計はもう落ち着きましたが、ワインは20年以上になります。6年前にワインエキスパートも取りましたし、今もコレクターの友人たちや、ブラインドテイスティング日本代表の友人たちに色々と教えてもらっています。はまる性格なので、一時に比べたら穏やかになりましたが、日々勉強しています(笑)。

そうでしたね!髙橋先生はワイン何千本も持っていた気がします!その持っているワインのすべてを覚えており,その1本1本について1時間は語れるぐらいに愛されているのでした。これまでの教え子についてもそうなのでしょう。本当に熱い先生ですね。こんなに物覚えがいいのに「建物を出た後,どっちに行っていいのかが常にわからないほどの方向音痴」なのは何とも不思議なものです。洗練された論理性の高い講義の中にも,いつも笑いが絶えないようなユーモアあふれた方ですが,本当に大切なことについては真剣に語り,受験生ひとりひとりの目を見て親身になってくださいます。このため,高橋先生は現在の受験生からだけでなく,昔からのたくさんの教え子たちにも今も強く支持されています。髙橋 俊介先生ありがとうございました。引き続きD組の医学部受験生たちにも熱意あるご指導をよろしくお願いいたします。

医学部専門予備校D組では、現在の成績に関係なく、12人以内の少人数クラスでこのような専門性の高い優秀な講師の対面講義を受けることができます。少人数制だからこそ可能な、きめ細やかな指導と、質疑応答の時間を豊富に設けることで、生徒一人ひとりの理解度を深め、着実に実力アップを目指します。さらに、アットホームな雰囲気の中で、周りの生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができるのもD組の魅力です。

医学部専門予備校D組にご興味を持っていただけた方は是非とも、お気軽に資料請求または面談予約をお願いします。

資料請求ボタン資料請求ボタン面談予約ボタン面談予約ボタン
« »
講師による医学部受験学習アドバイスに戻る
ページの先頭へ