東京医科大学医学部英語の傾向と対策!(D組講師 野澤 翔吾先生)

2025.01.05
東京医科大学医学部英語の傾向と対策!(D組講師 野澤 翔吾先生)

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今月は医学部専門予備校D組英語科講師の野澤 翔吾先生に東京医科大学英語の入試対策をお聞きしました。

東京医科大学の入試問題と傾向について

野澤 翔吾先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の東京医科大学の英語には特別な傾向はありますか。

試験時間60分に対して、文法問題・整序問題・長文読解2題という構成になっております。特別な難問はほぼなく、長文読解も600words程度で2題と試験時間に対して無理のない分量だと言えます。求められている知識は基礎・標準レベルなので、きちんとした勉強方法で適量の学習時間を確保した学生にとっては努力が報われるテストです。

東京医科大学が求めている学生像とは?

野澤 翔吾先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。

東京医科大学のアドミッションポリシーの求める人物像の一つ目の項目に「十分な基礎学力を持ち、自ら問題を発見し解決しようとする意欲のある人」とある通り、小手先のテクニックではなく、基礎学力が備わっている学生を選別するテストになっています。長文読解においては、内容一致が本文の順番通りには出てきていないので本文の内容をきちんと理解した上で選択肢を見比べる必要があることがあります。精読だけでなく多読の力も必要で,医師として必要な情報処理能力も求められていると思います。

残りわずかな期間で合格のために何をすべきか?

現在,まだ合格水準に足りていない受験生が東京医科大学医学部の合格水準に達するための努力としてはどういったものが考えられますか。

第1問の空所補充は文法問題というより語彙力を問う問題になっていますが、一般的な単語帳レベルで対応可能なものが中心なので、まずは基本的な単語をしっかりと覚えることが大切です。第2問の整序問題も基本的な文法事項や品詞の役割の理解ができていれば十分高得点が取れるレベルとなっています。とにかく今までにやってきたことの総復習と単語帳を最優先してください。長文は新聞記事が素材となることがほとんどですが、どのような内容であろうと語彙力と文法力があることが、読解力の向上につながります。

自分のやってきたことに自信と誇りを持つべし

これまで東京医科大学医学部に合格してきた受験生にはどういった特徴がありましたか。

とにかく自分が今までにやってきたことに自信がある学生が多いです。入試問題の中にはやや細かな知識を問うこともあったり、また解答が割れてしまいそうな悪問もありますが、そういった問題に時間をかけず、基礎・標準問題をしっかりと取り切る力がある学生が合格点を取ってきている印象です。

試験当日は問題傾向が変わっても驚かないこと。

東京医科大学医学部の入試当日に気を付けてほしい点はありますか。

時間配分には気を付けましょう。問題形式や設問数、分量などが変更となることはありますが、難易度はさほど変わらないので、全ての問題を解ききることが大切です。配点は各科目で均等配点なので英語だけで合否がきまるわけではないですが、特に英語の中でも差がつきやすい和訳問題では構文の取り間違いがないようにし、大幅な減点がないように注意しましょう。知識量に応じて点数が安定しやすい英語でアドバンテージを取っていけるように入念な準備をしていきましょう。

「何か得ようとすれば何かを失う」という人生の法則

いよいよ冬期,直前期を迎えラストスパートに入る受験生に熱いメッセージをお願いします。

何か得ようとすれば何かを失う」という人生の法則があります。医師になると決断した諸君は、どれほどの欲を捨ててすべての時間を勉強に費やせているか。残りの大事な期間だけでも勉強量で他を圧倒できるようにしよう。必ずや成功するでしょう。

翔吾先生のすてきなお友達

最後に野澤 翔吾先生の好きな動物を教えてください。

柴犬とハリネズミです。

わー!なにをするんですか!こんなかわいい写真を!かわいすぎて死を迎えるところでした!良いイヌと良いネズミをありがとうございました!どことなく翔吾先生に似ている気もします。翔吾先生は受験生たちだけでなく柴犬にも愛されているんですね。柴犬の目を見ればすべてがわかります。そして,今回は東京医科大学のわかりやすい分析と受験生への熱いメッセージをありがとうございました。引き続きD組の医学部受験生たちにも熱意あるご指導をよろしくお願いいたします。

医学部専門予備校D組では、現在の成績に関係なく、12人以内の少人数クラスでこのような専門性の高い優秀な講師の対面講義を受けることができます。少人数制だからこそ可能な、きめ細やかな指導と、質疑応答の時間を豊富に設けることで、生徒一人ひとりの理解度を深め、着実に実力アップを目指します。さらに、アットホームな雰囲気の中で、周りの生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができるのもD組の魅力です。

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