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大阪医科薬科大学の傾向とは?
Q:森田 亮一朗先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の大阪医科薬科大学の生物には特別な傾向はありますか。 A:大阪医科薬科大学は理科2科目で120分なので,1科目あたり60分で解答する必要があります。生物は4題構成で,出題形式は以下の5パターンです。「空欄補充」(例:( あ )~( か )の空欄に適切な語句を入れよ。)
「記号選択」(例:次のa~fのうち○○を全て選び,記号で答えよ。)
「用語記述」(例:〇〇をする△△の名称を答えよ。)
「論述」(例:○○について説明せよ。)
「作図」(例:○○を図示せよ。)
「空欄補充」や「用語記述」に関しては医系大学だからといって専門用語が問われるわけではありません。教科書に記載されている高校生物範囲内から出題されます。なので、大阪医科薬科大学を受けるからといって医系テーマに特化した勉強をする必要はありません。「論述」は大問ごとに1~3題出題されますが,字数指定はなく1行ないしは2行の解答欄が与えられます。大学講評の解答例から2024年度の論述量を数えてみると約440字あるので,しっかりと論述の解答作成を練習しておかなければ試験時間内で完答するのは難しいです。
出題傾向から見える大学側の意図とは?
Q:森田 亮一朗先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。 A:大阪医科薬科大学が入試で課しているのは「高校生物」であって「医学」ではないというメッセージだと思っています。医学は大学入学後にしっかりと学ぶのです。だから,“生物の進化”も“植物の環境応答”も“生物群集と生態系”もどの分野からも万遍なく出題されています。合格水準に達してない受験生はどうすればいい?

そのあとはひたすら過去問を解きまくりましょう。過去問は「本番のリハーサルを行う問題」であり「最高の予想問題演習」です。まずは60分を測って問題を解きます。ここでは本番で時間配分を間違わないようにするための練習をします。本番で時間が足りなかったというのは,対策不足だったと言わざるを得ません(しっかりと対策をした上で仮に本番で時間が足りなければ,それはほかの受験生も同じです。大丈夫!)。その後はすぐに答え合わせをするのではなく,現状の学力でのベストの解答を仕上げてください。過去問ほどその大学の傾向に即した問題はありません。貴重な問題たちなのでしっかりと対峙してください。答え合わせのときはしっかりと解説を読み,知識が抜けていたのであればその知識を確認し,実験問題がわからなかったのであればどこに着眼すれば問題が解けたのかしっかりと分析しましょう。
合格する受験生の特徴とは?

入試当日の注意点は?

受験生へのメッセージ
Q:いよいよ冬期,直前期を迎えラストスパートに入る受験生に熱いメッセージをお願いします。 A:いち早く医者になって,多くの患者さんを救ってあげてください。勉強をしても成績が思っているほど伸びずに不安になることもあると思います。でも不安な気持ちを解消してくれるのは勉強することしかないです。立ち止まらなければ結構前に進むものです。森田 亮一朗先生の好きなおやつとは?
