金沢医科大学医学部数学の傾向と対策!(D組講師 橋本 直哉先生)

2025.02.01
金沢医科大学医学部数学の傾向と対策!(D組講師 橋本 直哉先生)

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金沢医科大学医学部数学(2024年度/一般)-入試情報

出題形式

マーク式 100%

試験時間

60分

難度(5段階)

3.7(やや難しい)

分量(必要時間)

85分(多い)

合格に要する正答率予想

68%

大問数

4問

出題内容

第1問:サイコロの確率
第2問:2直線のなす角と面積比空間ベクトル
第3問:空間ベクトル
第4問:微積分(III)

求められているもの

標準的な問題が多いが試験時間に対する分量は多いため、処理能力の高い学生を求めていると考えられる。
入試問題としてありふれた問題が多い。単純に演習量で十分に対応できる。
► 入試問題としてありふれた題材が多い。単純に演習量で十分に対策できる。
► 少ない単元の知識で解けるものが多い。単元ごとに公式を確認しておこう。

今月は医学部専門予備校D組数学科講師の橋本 直哉先生に金沢医科大学数学の入試対策をお聞きしました。

金沢医科大学数学では、出題される単元が概ね固定されている

橋本 直哉先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の金沢医科大学の数学には特別な傾向はありますか。

特徴としましては、ほぼ毎年出題される単元が決まっていることが挙げられます。前期試験では、『確率』『図形と方程式』『数列』『ベクトル』『微積分』が出題される傾向がありますので十分に対策を行なっておきたいです。レベルとしては基礎〜標準問題が中心ですが、一般の受験生にとってはすべての問題を試験時間内で解き切ることは難しいです。また、後期試験では数学Ⅲが出題されないことが特徴です。

本気で入りたいと思い対策した学生を求める入試

橋本 直哉先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。

毎年同じ単元が出題されることから、金沢医科大学に入りたいと強く望みしっかりと対策をしてきた人を欲していると思われます。また、出題されている問題を見ていると、文章を読み設定を理解する情報処理能力や素早く正確な計算処理能力、また試験時間内で解ける問題をしっかり得点するための状況把握能力なども必要になってきます。こういった能力は将来医師として働く上で必要不可欠な能力であるため、そういった能力を身に付けていて欲しいという大学の意図ではないかと考えています。

単元についての知識の習得→知識の使い方→時間配分の確認

現在,まだ合格水準に足りていない受験生が金沢医科大学医学部の合格水準に達するための努力としてはどういったものが考えられますか。

まずは頻出分野に対する知識・解法などをしっかりと身に付けていくことから始めていきましょう。そこからは過去問を通じて身に付けた知識の使い方など学習していき、最後は試験時間の使い方(どの問題に何分使うかなど)を確立していけば合格水準にまで到達していけると思います。

知識の抜けがなく、易しい問題を素早く処理できる生徒たち

これまで金沢医科大学医学部に合格してきた受験生にはどういった特徴がありましたか。

知識に抜けがなく、基本的な問題を素早く正確に処理できる生徒が良い結果を残しています。そういった生徒に共通することとして、日頃の学習で間違った問題を『単なる計算ミス・ケアレスミス』とせずに、しっかりと原因を突き止め、次に活かせるようにする謙虚な姿勢を持っていることが挙げられます。

全体を見て、取るべき問題を取り切る

金沢医科大学医学部の入試当日に気を付けてほしい点はありますか。

しっかりとすべての問題に目を通し、取れる問題をすべて取り切って欲しいです。特に毎年過去問指導をしていてよく目にするのは、確率の問題に時間をかけすぎてしまい残りの問題を解く時間が十分確保されていないケースです。各大問10分を目安に手を動かし、まずは問題全体に目を通しましょう。残った時間を解けそうな問題に回すなどして、自分の取れる得点率の最大値を目指してください!

受験は、自分の頑張りを披露するステージ

橋本先生

いよいよ冬期,直前期を迎えラストスパートに入る受験生に熱いメッセージをお願いします。

受験は、これまで自分がどれだけ頑張ってきたのかを披露する場です。楽しいことを我慢したり、辛い思いをしたこともあったと思います。そんな中あなたがしてきた直向き(ひたむき)な努力を本番で十分に見せつけてきてください!大丈夫、きっと上手くいきます。

今の仕事にもつながるFF5の思い出

橋本先生

最後に橋本 直哉先生の好きなファイナルファンタジー作品を教えてください。

どの作品にも思い入れがありますが、一番思い出に残っているのはFF5です!ラストダンジョンである次元城というステージの後半、宝箱を開けると神竜というモンスターが登場します。パーティーのHPが4000弱のところ『タイダルウエイブ』という攻撃で7000以上与えてきて途方に暮れた記憶があります。
このとき匙を投げず、自分の持っている装備を見直したり、ジョブの特性を考えながらパーティーを構成したりすることで神竜を撃破した経験は今でも忘れられません。こういった経験を通して得た粘り強さや物事に対する分析力などは今の仕事をするうえで私を支えてくれていると思います。
次点はFF14なのですが、その魅力を書くには余白が狭すぎるので次の機会にします。


さっきまで真剣に数学の話をしていたところからの,急に始まるファイナルファンタジーの話!その唐突さがファンタジーですね。橋本先生がFFをどれだけ濃厚に好きなのかがよくわかります。読んでいて「ラストダン…」ぐらいのところから情報が頭に入ってきませんでしたが,なんかいいこと言っている感じがしました。締めはピエール・ド・フェルマー的でおしゃれですね!ありがとうございます!感謝のしるしにファイナルファンタジーっぽいロゴイラストを作成しました。アビリティはものまねです。どことなくかわいいと評判で,ウィットにとんだ側面もありますが,数学の実力は折り紙付きで,かといって奢ることなく,いつも生徒に対して真摯に向かい合う新進気鋭の数学講師,橋本 直哉先生でした。ありがとうございました。引き続きD組の医学部受験生たちにも熱意あるご指導をよろしくお願いいたします。

医学部専門予備校D組では現在の成績に関係なく10人程度の少人数クラスで橋本 直哉先生の数学の対面講義を受けることができます。 少人数制だからこそ可能なきめ細やかな指導と,質疑応答の時間を豊富に設けることで生徒一人ひとりの理解度を深め,着実に実力アップを目指します。さらに,アットホームな雰囲気の中で周りの生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができるのもD組の魅力です。

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