藤田医科大学医学部化学(2024年度/前期)-入試情報
出題形式
答えのみ記述
試験時間
60分(理科2科120分)
難度(5段階)
3.0(標準)
分量(必要時間)
55分(標準)
合格に要する正答率予想
70%
大問数
6問
出題内容
理論・無機・有機全分野
求められているもの
設問の多くは標準レベルの典型問題から出題されている。理論分野,有機分野からの出題割合が多いが、理論分野の問題は無機分野との複合問題として出題されることがある。高分子化合物は頻出であるので,必ず演習しておきたい。一部難度の高い問題が出題されることがあるので、本番で解ける問題の見極めが大切である。医師にとって大切な、イレギュラーに柔軟に対応できる姿勢を求めたものと考える。
今月は藤田医科大学化学の過去問に精通されている医学部専門予備校D組化学科講師の若原 周平先生に入試対策をお聞きしました。
問題の難易度は標準レベルが多数を占める

若原 周平先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の藤田医科大学の化学には特別な傾向はありますか。傾向を表す具体的な出題事例があれば教えてください。
大問5、6題での出題が続いており、2025年実施入試(前期)も大問5題での出題でした。例年、理論・無機・有機全分野からまんべんなく出題されることが多く、問題の難易度は標準レベルが多数を占めます。この6~7年において非常に安定した試験と言えます。
受験生の学習成果が得点の差に表れる
若原 周平先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。
例年、問題の出題傾向や難易度については、大きく変更することなく出題することで、きちんと学んできた受験生に対して適切に点数を割り当てようという大学側の素敵な意図が感じられます。標準レベルの問題は、易しすぎず難しすぎずのバランスのとれたものが多く、受験生の学習成果が得点の差に正確に表れるだろうと思います。
過去問で実力チェック
藤田医科大学医学部の過去問を使った効果的な学習法があれば教えてください。

お手持ちの問題集を一通りやり切ったタイミング(一回解いて終わり、ではなく、やり直しまで丁寧にやり切ったタイミング)で過去問を解いてほしいと考えます。このタイミングであれば、過去問を解くことで大学の出題する問題のレベルがどれほどのものなのかを直に感じることができるはずです。過去問が現在解ける問題レベルではないと感じたときは、使用する問題集内の扱う問題を調整し、さらに演習量を確保する必要があります。過去問演習で理解が乏しいと感じた分野が見つかれば、その単元ごとやり直し、弱点克服に繋げてほしいです。
知識の薄い分野から演習を重ねる
現在,まだ合格水準に足りていない受験生が藤田医科大学医学部の合格水準に達するための努力としてはどういったものが考えられますか。
藤田医科大学医学部の問題は、標準レベルの問題が中心です。つまり、セミナーやリードα等、教科書準拠問題集をきっちりやりこめば、必ず合格点に達するように設計されています。知識の薄い分野から順に、演習を重ねてほしいです。
解法そのものを自らにしみ込ませる
これまで藤田医科大学医学部に合格してきた受験生にはどういった特徴がありましたか。
問題集をきっちりやりこむ、やり遂げることができる生徒さんが多かったように思います。一回解いて終わり、ではなく、何度も何度も繰り返し解きこみ、解法そのものを自らにしみ込ませるような彼らの学習法は、医学部医学科に進学後も彼らを支えるものとなると考えます。
自分の努力を信じる
藤田医科大学医学部の入試当日に気を付けてほしい点はありますか。
入試本番では、様々な不安や緊張が襲っていることもあります。襲ってきてもこなくても、自分はできる!解ける!やれる!と強く強く念じてください。つぶやいてください。気持ちを高めきってください。今までの自分の学びに自信があろうがなかろうが、ここでは関係ありません。やれる、やれる、やれる、念じてください。自らを高め、全身全霊で目の前の問題にぶつかってください。
素敵な答案を“魅せ”つけられるように!
これから1年受験期に入る受験生に熱いメッセージをお願いします。

いよいよ新年度がはじまりますね!今から1年弱後、志望大学に素敵な答案を“魅せ”つけられるよう、全力で受験に向き合っていってくださいね。皆さんとD組でお会いできるのを楽しみにしています。
雄大でダイナミックな風景写真
最後に若原 周平先生の心の名作を教えてください。

ピーター・リックの風景写真全般が大好きです。雄大な写真が、我々の心を震わせます。
なるほど,若原 周平先生ありがとうございました。引き続きD組の医学部受験生たちにも熱意あるご指導をよろしくお願いいたします。
医学部専門予備校D組では現在の成績に関係なく10人程度の少人数クラスで若原 周平先生の化学の対面講義を受けることができます。少人数制だからこそ可能なきめ細やかな指導と,質疑応答の時間を豊富に設けることで生徒一人ひとりの理解度を深め,着実に実力アップを目指します。さらに,アットホームな雰囲気の中で周りの生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができるのもD組の魅力です。