5月12日に開催されたNPOロシナンテスの活動報告会へ、医師を目指すD組の生徒3人を引率しました。
アフリカスーダンで医療活動をしているロシナンテスの川原尚行先生と現地スタッフのゼインさんによる現地の生々しい報告に参加者は真剣な眼差しを向けていました。
普段、医学部を受験するための勉強中心の生活を強いられている生徒たちも視野が広がり、また新たに医学部合格に向けたモチベーションが上がったはずです。
講演の終わりに、生徒の1人が質問をし、紛争地域において医師としてできることは何かを尋ねたところ、患者を診る医師としてできることは多くないが、命を守る立場として、微力ではあるが、政府や、支援国、国連に戦争を止める、戦争を起こさないように働きかけることはできる、と熱い回答を得ました。まさに「上医は国を医やす」ですね。
所属をきちんと伝えた上での質問だったため、テレビ東京の取材を受けました。 緊張した面持ちで取材を受ける生徒たち、微笑ましくも誇らしく思いました。
前職で担任をしていた医学生も参加しており、近況を交換して楽しいひと時となりました。
NPOロシナンテスの活動報告会に参加してきました
2024.05.12