目次
Q1 医学部志望理由と日本大学医学部志望理由を教えてください
父が医師であったため、幼少期から医師という職業は身近でありました。
小学生の時、父が手術した患者さんから送られてきた手紙を読んだ時、幼いながら感動し医師になろうと決意しました。
柔道が好きであったため、柔道にも携われる整形外科を中学生の頃から志すようになりました。
そして大学でも柔道が続けられ、かつ歴史が深い旧制以下大学の一つである日本大学を目指しました。
Q2 受験生の時、どれくらい勉強時間を確保していましたか? 1日のスケジュールを教えてください
自分は夏まで部活を続けて現役で合格したため、かなりギリギリ間に合ったことを前提にして読んで欲しいです。
まず、高校2年生・高校3年生の夏頃までの平日は、文化祭実行委員長、部活もやっていたため授業始まる前の1時間、部活後の2時間で合計3時間くらいしか勉強時間が確保できず、休日に12時間くらいでまとめてタスクを終わらすことが多かったです。
夏に部活が終わって7、8月ごろからは遅れていた分を取り返そうと毎日12時間勉強しようとしていたのですが、結局自分は毎日続けるには10-11時間程度が限界だということがわかり、受験期最後まで1日8-11時間勉強していました。
休日や夏休みや冬休み、直前期は朝6:30-9:30スタバで勉強し、10:30-13:30図書館で勉強し、昼寝をしてから15:00-18:00塾の自習室で勉強し20:00-22:00に家で勉強をしていました。
平日は7:00-8:30・16:00-18:30高校の教室、21:00-22:00家で勉強していました。
Q3 日本大学医学部を受験するにあたって、勉強法で工夫したことはありますか?
日大の1次試験はとにかく基礎的な問題しか出ないので、、直前は基礎的な問題集(良問の風、化学の重要問題集、フォーカスゴールド、DUO等)の確認をしました。
逆に、苦手な単元を作ると高得点勝負なのでとても不利になります。
また、1次の過去問は非常に基礎的なので、直前1週間で3年分やって苦手分野がないか、抜けがないかの確認に使いました。この時期に確認したおかげで、のちの入試では基礎問題で落とすことはほとんどありませんでした。
また、2次試験前は、英語は時間がタイトで医療系であったため、入試方式が変わる前のものも含めて3,4年分ときました。
数学は特段難しくはないですが、数3の比率が高いので、数3の微積を確認しました。
Q4 日本大学医学部を受験するにあたって、実際に役立った参考書や使い方を教えてください
数学はフォーカスゴールドを高2までに1A/2Bまで完璧にしておいたおかげで、高3でそこまで数学に時間を割く必要がなかったです。
高3では通っていた塾の定石集をとにかく周回していました。
英語は、自分は高校2年生までにDUOを完璧にしたことで、長文で単語がわからないで困ることが基本的になくなりました。
長文は高校で扱う長文を毎日音読していました。
化学は重要問題集を周回して、辞書として新研究を使っていました。
新研究は基本全部書いてあるので、辞書として活用するのはおすすめです。ただし、国語辞典を読んで国語の勉強をしないように、新研究を中心に勉強することはおすすめできません。
物理は高3に入ってから『良問の風』を中心を永遠に周回していました。
また、面接対策は医専予備校の直前講座をとっていたのですが、その時に配られた資料はとても役に立ちました。
Q5 日本大学医学部の受験当日の手ごたえはいかがでしたか? 自分の勉強法が活きた部分はありましたか?
一次試験は、目標が85%でした。
英語は何問か文法問題でわからない問題があって、長文問題も数問絞り切れなかったという記憶があります。ですが、数学や物化で取り返せるだろうという印象でした(自己採点78点)。
数学は時間も余裕でおわり満点だろうと思っていました。自己採点90点で、だいぶへこみました。
これ以降の入試では、この教訓があったため見直しも全力できたので結果オーライでした。
化学も特に問題ない印象でした(自己採点90点)。
物理は光がどうしても解けずにだいぶ焦りましたが、明らかに過去問より難しかったので周りも解けないだろうとおもっていました(自己採点78点)。
実際に解答速報で難易度が上がったと書いてあって安心しました。
二次試験は数学はだいぶ簡単でした(自己採点55/60)が、英語が壊滅的(32/60)でした。
しかも日大は面接の待機時間にスマホの使用が認められていて、面接の待機時間で解答速報が出たので自己採点してメンタルにはきました。
いろいろ書きましたが、なんやかんや基礎的なことはかなり完璧にした自信があったので基本的にメンタルが崩壊するまではいかず落ち着いてテストに取り組めました。
Q6 日本大学医学部になぜ合格できたと思いますか? まとめをお願いします!
勉強だけに集中できたのは高3の夏以降ではありましたが、今考えてみると高1高2のころから最低限の勉強時間は確保していたなと思います。
高3以降も周りが応用的なことをやり始めますが、焦らず基礎固めに徹底したことが功を奏しました。直前期に過去問をやった時に一番それを感じました。
また、文化祭の実行委員長としての活動や、部活を主将として最後まで続けたことは医学部受験ではかなりの強みでした。
これを読んでくれたみなさんも、部活動、課外活動もおろそかにせず、勉強は、低学年のころから最低限の勉強をしてください。そして焦らずしっかり基礎固めすれば絶対に自分が期待する結果はついてくると思います。
皆さんの健闘を祈っています!!!
本記事を執筆したD組のチューター 長井優和さん
長井優和さん日本大学医学部医学科に通っている長井優和です。
現役で日大に入り、今1年です。趣味は中学からやっている柔道です!